前回の記事から、ちょっぴり間が開いてしまいました… ^^;
この間、地元のお祭りモードの管理人なのでした!!
お待たせしました!
うちの子「宿題」しなくて困る~!! 問題…
そんな保護者の皆さんが、お子さんたちにかける言葉…といえば
「宿題しなさい!」
早く!とか、先に!とか、くっついてくる場合もありますよね…。
宿題をさっさと済ませておけば
夕食中も、テレビ視聴していても
保護者の皆さんが、イライラしなくて済みますものね…。
疲れて寝てしまって、うっかり忘れてたなんてことも
防げますしね!
また、お子さんたちには
さっさと済ませて、てきぱき、シャキシャキ
できる子になってほしい…ですよね!
分かります~っ‼
それなら、イライラしなくてもよいし、
周囲からの評価も高くなるので
理想的ですよね!
では、「早く宿題しなさい!」と言ったら
子どもたちからは、どんな反応が見られるでしょう?
反抗期に片足かけた小学校高学年から、
反抗期まっ盛りの中学生期の子どもたちからは…
「分かってる! うるさいな~…。」
「これが終わったら、やろうと思っていたの!」
なんて、言葉が返って来ることが多いかも!
こうした反発の言葉が言えることは、
ある意味、安心で、正常に発育している証拠…と言えます。
「わかってるなら、早く終わらせなさい!」
って言いたくなりますよね…。
場合によっては、親に逆らうなんて!とか
親に対して、その口の利き方は何!?と
思われるかもしれませんが…
それは、この時期のお子さんたちにとっては
当たり前の反応と受け留めるのが一番!
小学校高学年や思春期に入った子どもたちは、
これまでお手本としてきた保護者の方や先生に対して
論理的に見る目が備わってきましたので
その言動の矛盾に気付き、
自分の考え方は、皆さんとは違うと自覚しています。
それまでのように、皆さんを慕って
言われるがままにすることが少なくなってきて
自分の意に反するときは、自己主張をするようになりつつあります。
だから、保護者の皆さんや先生に反発するのは、
子どもたちが、論理的な思考ができるようになり、
周囲の大人たちとは違う「自分の考え方」をするようになった証拠という訳です。
けれど、実際には、反発されたり、
皆さんの意に反した主張をされたりすると
つい感情的に反応してしまいがち…で、
子どもの主張も抑えこんでしまいがち…に。
お子さんたちもまた、皆さんに対して
言葉で上手に主張するのは
まだ、難しい段階ですから…。
そこは、周囲の大人として、理性でぐっとこらえて…
冷静に対処…がおススメ♪
そして、お子さんの主義主張に耳を傾けて、
自主性を尊重してみるのが良い…と思うのです。
そうは言っても、そんなことしたら、絶対
宿題をしないまま学校へ行って、
先生に怒られたり、勉強が分からなくなってしまう…。
と思われるかもしれません。
例え、忘れていって叱られたとしても
「ちゃんとやっていかなきゃ!」って
自分で思えればOKですよね!
その体験は、早い方が良いかもしれませんね!
もう、叱られたって平気!なんて
開き直っている思春期のお子さんたちは、
「宿題しなさい!」の積み重ねが長期間に渡り
親子関係というより、大人への信頼を失いつつあり、
向学心とか成長意欲など、失せてしまっているのかもしれません。
その場合は、早めに時間をかけて対処したいですね!
保護者の方や先生に対して「反発しない」
というのは、保護者の方や先生に対する「自己主張をしない」
‥ということになりますね。
日本人はこれが、あまり得意ではない…と良く言われますが
その一因がこうした「反発」=「自己主張」を抑えることに
あるかもしれません。
子どもの成長過程から見てもと、
あまり自然ではないでしょう。
保護者の皆さんも、お子さんたちが「自分の意見や主義主張を表明しない」
…ことは、望まれていないことと思います。
そして、やがては子どもたちも大人になっていくわけで
一生、〇〇しなさい!なんて指示をし続けるわけにもいかない…。
どこかで、自分でスケジュールして、
自分で段取り、やりくり、していかなきゃいけないでしょうから…
うちの子宿題しなくて困る!なんて思っておられる皆さんが
もし、「宿題やりなさい!」の言葉がけを
日々、繰り返されているとしたら…
それを繰り返さなければ、
お子さんには「できない」と思っておられるなら…
一生、こうして「○○しなさい!」
を繰り返さなくてはならない…ということにも…!?
「やりなさい!」と言われて、渋々やるよりも、
自分で「やろう!」と思ってやる方が、
断然楽しく、はかどりますよね!
イヤイヤやらなきゃいけないことは、
結果、だんだん嫌いになってきがち…。
ということは「宿題しなさい!」は、
結果として、「宿題ぎらい」
ひいては、「勉強ぎらい」にしている…
ということに…。^^;
これも、保護者の皆さんは、望んではおられないでしょう。
としたら、そろそろ、この「宿題しなさい!」からの脱却
の準備に入るのがおススメです!
そもそも、皆さんご自身、保護者の方や先生方に
同じように、「宿題しなさい!」
と言われたことがおありでしたら、その時のご自身の気持ち、
思い出してみると、想像しやすいかもしれません。
それでも、どうしても宿題ができないお子さんたちもいます。
根本的に、こうした作業を苦手としています。
それは、お子さんたちの個性とも言えるものですが、
一見、気づかれにくく、理解されにくいお子さんたちです。
うちの子、宿題しなくて困る!! と思われているお子さんたちに
実は、ちょっぴりサポートが必要なお子さんたちもいるようです。
次回は、そのことについて、触れてみたいと思います。
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