「宿題しなさい」シンドローム⁉(3)

 

前回の記事から、ちょっぴり間が開いてしまいました… ^^;

 

この間、地元のお祭りモードの管理人なのでした!!

 

お待たせしました!

うちの子
「宿題」しなくて困る~!! 問題…




そんな保護者の皆さんが、お子さんたちにかける言葉…といえば

  「宿題しなさい!」

 

 

 

早く!とか、先に!とか、くっついてくる場合もありますよね…。

 


宿題をさっさと済ませておけば

夕食中も、テレビ視聴していても

保護者の皆さんが、イライラしなくて済みますものね…。

疲れて寝てしまって、うっかり忘れてたなんてことも

防げますしね!

 

 

 

 

また、お子さんたちには

 

さっさと済ませて、てきぱき、シャキシャキ

できる子になってほしいですよね!

 

 


分かります~っ‼

 

それなら、イライラしなくてもよいし、

周囲からの評価も高くなるので

 

理想的ですよね!

 

 

 

 

 

では、「早く宿題しなさい!」と言ったら

 

子どもたちからは、どんな反応が見られるでしょう?

 

 

 

 

反抗期に片足かけた小学校高学年から、

 

反抗期まっ盛りの中学生期の子どもたちからは…

 

 

 

 

「分かってる! うるさいな~…。」

 

「これが終わったら、やろうと思っていたの!」

 

 

なんて、言葉が返って来ることが多いかも!

 

こうした反発の言葉が言えることは、

ある意味、安心で、正常に発育している証拠…と言えます。

 

 

 

 

 

「わかってるなら、早く終わらせなさい!」

 

って言いたくなりますよね…。

 

 

 

場合によっては、親に逆らうなんて!とか

親に対して、その口の利き方は何!?と

 

思われるかもしれませんが…


それは、この時期のお子さんたちにとっては

当たり前の反応と受け留めるのが一番!

 

 

 

 

小学校高学年や思春期に入った子どもたちは、

これまでお手本としてきた保護者の方や先生に対して

論理的に見る目が備わってきましたので

その言動の矛盾に気付き、

自分の考え方は、皆さんとは違うと自覚しています。



それまでのように、皆さんを慕って

言われるがままにすることが少なくなってきて

自分の意に反するときは、自己主張をするようになりつつあります。


だから、保護者の皆さんや先生に反発するのは、

子どもたちが、論理的な思考ができるようになり、

 

周囲の大人たちとは違う「自分の考え方」をするようになった証拠という訳です。




けれど、実際には、反発されたり、

 

皆さんの意に反した主張をされたりすると

つい感情的に反応してしまいがち…で、


子どもの主張も抑えこんでしまいがち…に。

 

 

 

お子さんたちもまた、皆さんに対して

言葉で上手に主張するのは

まだ、難しい段階ですから…。

 

 

 

そこは、周囲の大人として、理性でぐっとこらえて…

冷静に対処…がおススメ♪

 

 

 

 

そして、お子さんの主義主張に耳を傾けて、

 

自主性を尊重してみるのが良い…と思うのです。

 

 

 

 

 

 

そうは言っても、そんなことしたら、絶対

宿題をしないまま学校へ行って、

先生に怒られたり、勉強が分からなくなってしまう…。

と思われるかもしれません。

 

 

 

例え、忘れていって叱られたとしても

 

「ちゃんとやっていかなきゃ!」って

 

自分で思えればOKですよね!

 

 

その体験は、早い方が良いかもしれませんね!

 

 

 

 

 

もう、叱られたって平気!なんて

開き直っている思春期のお子さんたちは、

 

「宿題しなさい!」の積み重ねが長期間に渡り

 

親子関係というより、大人への信頼を失いつつあり、

向学心とか成長意欲など、失せてしまっているのかもしれません。

 

その場合は、早めに時間をかけて対処したいですね!

 

 

 

 

 


 

 

保護者の方や先生に対して「反発しない」

というのは、保護者の方や先生に対する「自己主張をしない」

 

‥ということになりますね。

 

 

 

日本人はこれが、あまり得意ではない…と良く言われますが

 

その一因がこうした「反発」=「自己主張」を抑えることに

あるかもしれません。



子どもの成長過程から見てもと、

 

あまり自然ではないでしょう。

 

 

 

 

保護者の皆さんも、お子さんたちが「自分の意見や主義主張を表明しない」

 

…ことは、望まれていないことと思います。

 

 

 

 

 

そして、やがては子どもたちも大人になっていくわけで

 

一生、〇〇しなさい!なんて指示をし続けるわけにもいかない…。

 

 

どこかで、自分でスケジュールして、

 

自分で段取り、やりくり、していかなきゃいけないでしょうから…

 

 

 

 

うちの子宿題しなくて困る!なんて思っておられる皆さんが

 

もし、「宿題やりなさい!」の言葉がけを

 

日々、繰り返されているとしたら…

 

 

それを繰り返さなければ、

お子さんには「できない」と思っておられるなら…

 

 

 

一生、こうして「○○しなさい!」

を繰り返さなくてはならない…ということにも…!?

 

 

 

 

 

「やりなさい!」と言われて、渋々やるよりも、

 

自分で「やろう!」と思ってやる方が、

 

断然楽しく、はかどりますよね!

 

 

イヤイヤやらなきゃいけないことは、

結果、だんだん嫌いになってきがち…。



ということは「宿題しなさい!」は、

 

結果として、「宿題ぎらい」

ひいては、「勉強ぎらい」にしている

 

ということに…。^^;



これも、保護者の皆さんは、望んではおられないでしょう。

 

 

 

としたら、そろそろ、この「宿題しなさい!」からの脱却

 

の準備に入るのがおススメです!

 

 

 

 

そもそも、皆さんご自身、保護者の方や先生方に

同じように、「宿題しなさい!」

 

と言われたことがおありでしたら、その時のご自身の気持ち、

 

思い出してみると、想像しやすいかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

それでも、どうしても宿題ができないお子さんたちもいます。

 

根本的に、こうした作業を苦手としています。

 

それは、お子さんたちの個性とも言えるものですが、

 

一見、気づかれにくく、理解されにくいお子さんたちです。

 

 

 

 

うちの子、宿題しなくて困る!! と思われているお子さんたちに

 

実は、ちょっぴりサポートが必要なお子さんたちもいるようです。

次回は、そのことについて、触れてみたいと思います。

 

 

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