うちの子、「宿題」しなくて困る~!!
このストレスが、9歳以降の親子関係に影を落とす…
と昨日のブログで書きました。
では、「宿題しなくて困る」という皆さんの現状は…?
「宿題しなさい!」 と言っているのに、
→ 友達と遊びに出かける。
→ ゲームに興じる。
→ 何をするわけでもなく、だらだらしている。
→ 寝てしまって、結局、朝になって慌ててやっている。
・・・ということでした。
では、保護者の皆さんは、一体、
子どもたちがどのようにすれば、
うちの子「宿題しなくて困る」というストレスから
解消されるのでしょう?
それには、まず、そのストレスの実体を知る必要がありますね!
もっと具体的にお話を聴いてみると、その多くは…
本当に「宿題をしない」わけではなく、
★帰宅後、「先に宿題を済ませてしまわない」で
→ 遊びに出かける
→ ゲームに興じる
→ だらだらする
→ 寝てしまって、朝、あわててやっている
だったようです。
つまり、「宿題をしない」のではなく
「帰宅後、先に宿題を済ませてしまわない」
保護者の皆さんの気持ちとしては…
「他のことをする前に、宿題をしてほしい(するべき!)」
と考えておられるのですね。
そこで、宿題が終わるまで何度も
「宿題しなさい!」と繰り返す羽目になり、
日々のことですから、だんだんとヒートアップ!
というところでしょうか…???
これでは、エネルギーを消耗してしまいますよね…。
しかも、この「宿題しなさい!」を発端として
親子関係に様々な言葉や感情のやり取りや葛藤が付いてきて
その先のことは、昨日の記事でもお伝えした通り
場合によっては、
もっと深刻なお悩みに発展する可能性が高いというもの…。
こうした、「宿題しなさい」を始めとして親子関係に起こる様々な傾向を
「宿題しなさいシンドローム」
と名付けてみました。
これらは、「宿題しなさい!」のひと言から始まるのです。
そして、「宿題しなさい!」の元になっている
保護者の皆さんの感情は…
「宿題をしなくて困る」というもの。
その正体は、
「帰宅したら、まず、宿題を済ませてから
ほかのことをしてほしい(するべき)」
という保護者の皆さんの思いにある…ということのようです。
「うちの子、宿題しなくて困る~っ!」
と思っていた読者の皆さん、いかがでしょう?
正体が見えて来たら、対処法もなんとなく見えてきますね!
見つけられた皆さんは、ぜひ、行動に移してみましょう!
勇気を持って、試してみていただきたいと思います。
まだ、迷っておられる皆さんには…
帰宅までにお子さんたちが過ごしてきた時間…
に、思いを馳せていただけたら…と思います。
小学生たちは、長い日は、朝から16時くらいまで、
中高生になると、部活などでさらに遅くまで
学校で、勉強や活動をしています。
もちろん、体育や音楽など
身体を動かす時間もあるでしょうけれど
席について、机の上で、問題を解く時間が長いですよね。
どちらかというと、先生や先輩の指示に従って・・・
途中、休憩や昼食時間はありますが
大人がひと仕事終えて帰って来るのと、変わらないわけです。
学校でのストレスは、子どもとて、軽視できないのですよね!
家に帰った時くらい、ちょっぴり気持ちをゆるめて、
ひと休みしたいのは、分かる気がするのです…。
けれど、子どもたちには、自分へのご褒美として
好きなおやつを買って帰ったり、
お友達とのおしゃべりに寄って帰ったり、
という自由は、このご時世、ありませんよね…。
帰宅したら、即、「宿題しなさい!」では
何だかかわいそうだなあ~という気も…
もっとも、宿題の在り方も、もっと考えてほしいなあ~
と思うようなこともありますが…
親子間で行き交う様々な言葉、感情、そしてその先に行きつくもの・・
これらのことと、
発端となっている「うちの子、宿題しなくて困る~っ!」の正体と、
比べてみて、どちらが良いか…、どちらがより幸せか…
天秤にかけてみるのも、良いかもしれませんね!
さて、「宿題しなさい!」による弊害について、明日、
もう一歩、迫ってみたいと思います!
さて、台風が過ぎたら、星空でも見上げてみましょうか!? ^^
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