春から幼稚園に入園…というお子さんをお持ちの
保護者の皆さんの心配ごと…。
中でも気になって、入園までに何とかしておこう…と
頑張ってしまわれるのが、この2つ。
お箸とトイレのトレーニング。
今日は、2つめのトイレトレーニングについてご紹介していきましょう!
特に、トイレについては、不安感が影響する一番のテーマかもしれません…。
トイレでちゃんとできるようになると
保護者の皆さんも、ずいぶん楽になりますね!
実は、生まれたての赤ちゃん期からのコツ…があります。
(1)出た…というお子さん自身の知覚
ぬれたら気持ち悪い…という感覚を、子どもたち自身がつかむことが大事なのです!
あ、何か出たな…とか、何か出そう…と思う時は、
おむつをあけてあげたり、出たらすぐに変えてあげること…が
トイレトレーニングの始まりです。
もちろん、おむつをあけてあげてする方が開放感がありますし
また、布おむつの方が、性質的に、出たときに「ぬれた」ということが
子どもたち自身、実感しやすいですよね。
そして、布おむつの方が、保水力がありませんから、保護者の皆さんも、
習慣的に、一回出たら、即変えておられることでしょう。
それが、布おむつのお子さんの方が、
トイレへ行くタイミングを比較的身につけやすいのは、確かでしょう!
紙おむつを使われている方も、「出たな!?」と思ったら確認して
即、変える習慣を持たれたら、徐々に違ってくるのではないでしょうか?
1枚のおむつを、何回分も放っておくと、出ても平気!という感覚を
お子さんたち自身が持っていることになりますものね…。
しかも、その分おむつが重くなりますから、
小さなお子さんにとっては、足が動きにくく、股の部分が重いでしょうね…。
(2)トイレへの不安を和らげましょう!
小さなお子さんにとって、トイレ空間は、ちょっぴり異空間…。
窓がなくて暗かったりすると、トイレでちゃんとできるようになると
保護者の皆さんも、ずいぶん楽になりますね!
これは、赤ちゃん期からのコツ…があります。
ますます入りたくなくなりがち…。
かつて、トイレに入る保護者の方を追いかけて、締め出された記憶も
お子さんによっては、持っているかもしれませんね… ^^
トイレという、異空間への緊張感を和らげること…が、
ハードルを下げる第一歩ですね!
ショッピングセンターなどの、小さな子ども用トイレに行ってみるのもまた
行ってみたいという気持ちにさせる機会作りに良いかもしれません!
そして、トイレ空間で、ちゃんとできるか否か…の不安感を和らげること…。
これが、心理的にとても大事になることでしょう。
お箸が使えるか否かも、またそうでしたが、
お箸以上に、失敗した時の残念感が大きいのが、トイレトレーニングです。
子どもたちも残念なら、保護者の皆さんもまた、
お子さんたち以上に残念だったりしますよね…。
そんな保護者の皆さんの心の動きを、子どもたちはしっかりキャッチしています。
保護者の皆さんが残念がるのを見るのは、子どもたちも哀しいので、
ますます、「失敗したら、またお父さん・お母さんを残念がらせてしまう」
…と自分で自分にプレッシャーをかけるという悪循環に陥ってしまいがちです。
怒られるなら、なおさら…。
まずは、それでなくても、不安感を持ち、
神経質になっているお子さんたちの「不安」を和らげてあげること。
それが、実は遠回りのようで、成功への近道…なのではないでしょうか?
実は、よくよく観察していると、おしっこなどが出るタイミングが察知できます。
新生児でも…なのです。
察知できる方は、ここぞという時には、オムツを広げて出すのを習慣づけると
オムツを締められたままの状態で出すのを、良しとしなくなりがちでしょう。
そうすると、比較的、トイレトレーニングは、早めに終了することでしょう。
ただ、特に、早生まれのお子さんたちは、
春生まれのお子さんたちと比べて
場合によっては一年分くらいの発育の差があって、当たり前なので、
その分、ゆるやかに考えてあげたいものです。
そして、園の先生方も、どんなに若くても、やはりプロフェッショナル!
その点、子どもの扱いは慣れたものです!
しっかりトイレの習慣ができていると思しきお子さんたちも
遊びに夢中になりすぎて失敗…ってことも、よくあることです♪
だから、お子さんたちが失敗した時こそ…保護者の皆さんは…
「大丈夫だよ~♪ 大人になってまでオムツしている人は、いないからね~♪」
「みんな、失敗しながら、大きくなってるんだよ~♪ お父さんだって…」
なあんて、「笑い」や「安心感」に変えてあげると、
お子さんたちもホッとして…
でも、やっぱり、失敗しないように頑張ろう!と
自分でも考えているんじゃないかな~…と思うのです♪
何はともあれ… 「トイレにちゃんと行けなきゃ、幼稚園に行けないよ!」と怒るのは、
やはり、止めておきたいですね♪
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