【3歳までの子育て未来ジャーナル】

  創刊準備号    2015年5月1日発行

みなさま、こんにちは!まもなく子どもの日!

 

 

端午の節句の頃、田舎をドライブしていると

 

こいのぼりが悠々と空を泳ぐ姿を見られるのが

 

なんともワクワクして、ありがたいような…そんな気分になる私です。

 

 

皆さんのお子さんたちも、こうして、大空に羽ばたくこいのぼりのように、

 

悠々と風になびいたり、時には力なくしぼんでしまうことがあっても、

 

また風を捕まえて人生を謳歌していってほしいものですね♪

 


ところで、その「悠々と」とか「人生を謳歌する」とか、「幸せに」とか…

 

皆さんにとって、それは具体的に言うとどんなことになるでしょう?

 

子育てを考える上では結構重要な選択肢のように思います。

 

 

例えば、良い大学に入って、名の通った企業に就職して…と思うと、まずは中学受験、

 

いえ、小学受験から私立へ入れて、大学受験に向けて頑張らせなきゃ!

 

…今の内から、○○式とか早期教育とか、やっておかなきゃ!…と考えがちですね!

 

一方で、子ども時代は大いに遊び、しっかり食べて、寝て、「くうねる遊ぶ」が一番大事!

 

と思っていると、また違った日常の過ごし方になることでしょう!

 

それが、日々、積み重なっていくというわけです。

 

 

 

これは、実に大きな違い、そして子どもたちの人生の初めのステップを方向付ける違いになりますね!

 

つまり、 皆さんの「人生観」や「幸せ観」がどうあるかで、子育てに望むものや方法が変わってくるということなのです。

 

では、どちらが良いのか?どちらが正しいのか?

 

 

そこには、正解も不正解もありません。

皆さんの人生があり、想いがあって、お子さんの想いがあって、

 

お互いの 行動がお互いに影響を及ぼし、結果が起こるということ。

それを受けとめてまた次のことが起こる。その連続が私たちの人生なのでしょうね!

 


まさにそれが、子育ては自分の人生について見直すことであり、子ども云々ではなく、


皆さんご自身の人生観・幸せ観、を改めて考えてみる良い機会を、子どもたちが与えてくれているといっても良いでしょう。

 


私たちは、正解・不正解のないことに、ちょっぴり慣れていないところがありますよね。


つい、正解を求めてしまいがち。


それも日本のこれまでの社会の在り方や教育の在り方に影響を受けているのでしょうね…。

 


だからこそ、 少しでも子どもの成長とは、子育てや親子関係について知ることには、


皆さんご自身のこれからの人生を考える上でも、とても価値があるのでは?と私は考えています♪

 


「幸せってなんだっけ?」と某コマーシャルで明石家さんまさんが歌っていたのは、


ずいぶん前ですが、人生の本質をつく問いかもしれませんね! ^^

 

 


遅ればせながら…おやイスト 3歳までの子育てジャーナル 

創刊準備号をお読みただきありがとうございます!

 


あふれる情報の中で、子育て&子育て支援活動歴20年強のおやイスト主宰

いとうともこが、季節の子育てエッセンスや、心響いた子育て・

教育の最新ニューストピック、子育てゼミナールにてお話する内容の一部等を

お伝えしていきます。

 



子育て中の皆さんが、月に二回読んでいただくことで、

ちょっとホッとしたり、疑問を解消されたり、

ちょっとした社会参加につながったりするとうれしいと思っています。


できるだけご購読の皆さんのお役に立てるよう、質問・ご相談にも応じていきますので、

メールにてお気軽にお寄せください。

 



特に、3歳までの子育て期は、お子さんたちに手がかかり、保護者の皆さんも

ほかのお子さんのことなどがわからなかったり、

そもそも親同士のつながりが少なかったりして、イライラしたり、悩みを貯めこんだり…ってことも多いでしょう!

 


こんなこと、なかなか聞けないなんてことも、気にせず、聞いてくださいね!


もちろん、それを外部に出すことはありませんのでご安心ください。(^^♪

 

3歳までの子育ての一番の難関? 第一反抗期

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三つ子の魂は、2歳前後の魂

 

「三つ子の魂百まで」…は、よく知られている言葉ですよね!


これは、3歳の子の魂、ということですが、昔はおなかの中にいた時期も換算した数え年で表しますので

今でいう2歳児の魂、と考えます。


お子さんによって、あるいは男の子は生理的に半年女の子よりも遅いのが一般的なので、

2歳前から3歳くらいということになりますが…。

 

 

▶第一反抗期は、成長の1ステップ

 

いわゆる「第一反抗期」。

 

赤ちゃん期から幼児期への移行段階で、それまでかわいかった赤ちゃんが、

いきなり「イヤイヤ」と騒ぎ、所構わず泣きわめくようになるので、保護者の皆さんも大変…。

 


一体どうなってしまったのか…?とおろおろもするし、周囲に迷惑をかけてはいけない・・・と焦るし

保護者としてちゃんと子どもをしつけていないようで恥ずかしい気もするし…。


どうしてうちの子は、こんなんだろう?と悩むことも多いのですが…。

 


これはみんな通ってきた道。


皆さんのお子さんだけでなく、どのお子さんも、私たち自身も、かつてそうであった、

ちゃんと成長している証拠の現象なのです!

 


中学生の頃やってくる「第二次反抗期」もそうですが、成長過程なので、


むしろ反抗していない方が心配…くらいに思っておかれると良いと思います。

 


そして、その反抗の特徴的な態度や言動がどんなもので、先人たちはどのように対処して来たのか


を知っておくことが、その時期をより迷わず、悩まずに過ごす秘訣になることでしょう!

 


「おやイスト 3歳までの子育て未来ジャーナル」では、第一反抗期を乗り切る上で役に立つ知識やノウハウを


いろんな角度からお伝えしていきたいと思います。

 


何しろ、私自身が子育て期の中で一番戸惑ったのがこの時期でした。

これでも、妊娠中から子育て情報フリークで、本を読んだり、

我が子を連れて講演会に出かけたりとあちらこちらで情報を入手しては、試行錯誤していたので、

割と余裕を持って第一反抗期を迎えられたと思っていました。



 

イヤイヤ~も「来た来た!」と思ってはいたのですが、実際には想定以上で。

 

ついにはお大師さまに虫切りに!

 


でも、求めれば手に入るもので、さらに入手した情報で、


イヤイヤ言っている子どもの心の中で何が起こっているのか?そんな子どもに対して、

どう接するかを見直し、その後をとても精神的に楽に過ごせたものです!

 

追々、そんな体験も交えて、お伝えしていきましょう!

「三つ子の魂」が「百まで」と言われる所以(ゆえん)。

 

それはまさに、この時期の子育ての在り方がとても大事で、

その後人生に大きく影響することを示唆するから、何より、

親子関係を決定づける時期だからと言えるでしょう。


 

但し、ここで皆さんにぜひ知っておいていただきたいことは、

だからと言って、途中でまったく対処できないということではない!ということ。

 


親子関係は友達以上の親密な人間関係です。

友達とけんかしても、後にしっかり誤解を解いたり、誤ったりして、

より仲良くなるということもありますよね!!


 

夫婦関係も、親子関係も同じ…。

うまくいかなくなったら、しっかりコミュニケーションをとってリカバーすればよいのです。

 


特に小学校低学年くらいまでのお子さんたちは、まだまだ保護者の皆さんに対して、

愛着や信頼感が強いので、リカバーしやすいでしょう。

だから、あまりこの言葉をプレッシャーに思わず、まずは、親子の時間を楽しみながら

子どもたちについて知り、接し方のコツを試しながら、皆さんとお子さんに合った方法を見つけていただけたらと思います。

 

 

▶気持ちは外へ、外へ…    

 

ここ数日、日中はお天気が良いと暑いくらいで、とても心地よい陽気になってきましたね!

町の片隅にも、季節を感じる草花が茂り始めました。

 


私など子どもの頃は、田んぼのレンゲ摘みなどをして、小学校の下校時の時間を楽しんだものですが、

今のお子さんたちはなかなかそうもいきませんよね。


それでも、何気ない道端に、季節を感じる光景がありますので

お散歩のとき、あるいは保育園の送り迎えの時、

ちょっと足を止めて、目を留めて、季節の移り変わりを親子で楽しんでみるのも、とても良い学びにつながります!


 

小学校に入学して、最初に学ぶ理科(教科としては生活科)は、校庭で「春みつけ」。


フィールドワークしながら、「春」のものを探して回って、その名前をピックアプしたり、調べるのです。

 


私たちの生活の中で、季節ごとにどんな草花が育ち、どんな作物が栽培され、どんな現象が起きるかは、

学校の教科につながることもさることながら、子どもたちが将来大人になった時に生きていく

この世界の基礎知識でもありますよね! 


小学校の最初にこうした学習があるのは、生涯にわたって必要な基礎知識だからこそとも言えますね。

 


そんなことを頭の片隅にちょっぴり置いて、実は身近な環境について興味関心を持って過ごすことが

とても貴重な体験で学びなのだと考えると、何気ないお買い物の途中の道も、大いに発見や学びの場になりますね!

 

お子さんたちと一緒に、外へ出かけてみようではありませんか!

 


<道端には、宝物がいっぱい!>

 

さて、この時期の道端で顔を出す草花には、

日本のハーブともいえる知っておいたら役に立つものもたくさんあります。



 

今日は、こんな役立つ草をご紹介しましょう!この写真の草、なんて名前かご存知ですか?

 

そう、あのくさ~い匂いのするあの草です!

 

ちょっと陰になった、湿ったところによく茂っていますね!

 

名前は、ドクダミ。

十薬と言って十以上の薬効があると、漢方薬にも使われます。

ドクダミ茶を飲んだことがある方もおられるかな?

このくらいの白い花が咲き始めるころに摘んで、陰干ししてお茶にします。

肌荒れやニキビ・吹き出物などが多い時に飲んだりしています。

 

白い花が咲くのは、もう少し先なのですが、この生の葉が結構役に立つので

特にアウトドア好きな方には、覚えておかれると損はないでしょう!



 

ドクダミは、一説によると、毒と痛みに良いからその名があるとも。

 

特に、蚊に刺された時には、この葉を探して揉んで汁を出し

その汁が患部につくように、揉んだ葉ごと刺されたところにあてておきます。

蚊に刺されて膨らんだりかゆくなるのは、蚊の針についた微量の毒によるもの。

我が家では、この民間療法がばっちり効いていました!

 


子育てトークライブ 先行予約

 

子育てを通して、自分の生き方を見つめる…

「幸せってなんだっけ?」子どもの人生に何を贈りますか?

 

子育てトークライブは、気軽に参加していただける学びと対話のセッションです。

子育て仲間づくりもしていきましょう!

 

 

場所:西区民文化センター和室  参加費:1,500円

 

編集後記 



ここまで読んでくださってありがとうございます!


今日は、お試し版で、ちょっぴりボリューム控えめ、文章がメインになってしまいましたが、

もう少し画像や動画へのリンクが増えていく予定です。


また、子育て法のみならず、お子さんとの生活の中で役立つナチュラルライフや人生観、時事問題などもその都度、取り上げていきます。

 

4日が満月。そして次の上弦の月の5月11日が創刊号発行日となります。


皆さんからの質問やご意見ご要望などお待ちしています!

 

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発行:おやイスト いとうともこ